【鴨川市】魚見塚浅間神社(うおみづかせんげんじんじゃ)の豆知識

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調べてみると、現在流行っている富士登山と深く関係していることがわかりました。

興味のある方は、見てみてください!(^ω^)

浅間神社とは

浅間神社せんげんじんじゃは、主に富士山の神に対する信仰の神社。
木花開耶姫命このはなさくやひめのみこと』をお祀りしています。


その『木花開耶姫命このはなさくやひめのみこと』をお祀りする『富士講ふじこう』という日本古来の宗教があり、
富士山への信仰が江戸時代から関東(主に江戸)を中心に流行し、ここ鴨川も江戸時代から昭和にいたるまで盛んに活動があったそうです。

富士信仰

富士信仰は昔、富士山が噴火を繰り返していた頃、人々が「神の怒り」ではないかと考え、富士山のフモトで敬拝したのが始まりとされています。

富士山の神は昔、浅間神あさまのかみと言われ、いつの頃か、『木花開耶姫このはなさくやひめ』と言われるようになりました。

噴火が収まってから、富士山の頂上には「仏の世界」または「仏が神の形となって現れる場所」と考え、富士信仰者が富士山に登るようになります。

登山者が増えるにつれ、登山道ができ、富士信仰者から一般の庶民も登るようになり、宿泊できる小屋ができるなど、より登りやすくなっていきました。

木花開耶姫

木花開耶姫このはなさくやひめ』は、日本神話に出てくる絶世の美女といわれた女神です。
「桜のように美しい」のではなく、「桜の方が女神にあやかった」というほど。

木花開耶姫このはなさくやひめ』は、その美しさから天照大御神あまてらすおおかみの孫に一目惚れされ、妻となり、3人の子供を授かります。
短命ながら娘として妻として、そして母として人間と変わらない葛藤や苦労をしながら強く生き抜いたとして、多くの人に愛され、各地で祀られているそうです。

木花開耶姫このはなさくやひめ』は父親が山神であるため、一緒に山神として祀られることが多いのです。

ここ安房の富士講

ここ、安房『富士講ふじこう』の人々は富士山を登拝とうはいするために旅をし、
富士山に行く前に浅間神社で参拝さんぱいし、船で三浦半島の金沢に渡り、鎌倉、小田原などを経て富士山まで行き登拝とうはい、その後、内八海うちはっかいと呼ばれる山麓さんろくの各湖など、ゆかりの地を歩いて参詣さんけいして帰ってきたそうです!
(今の私たちには想像できない道のり…。)



その中でも『栄行真山えいぎょうしんざん』という地元鴨川の富士行者が、ここ魚見塚うおみづかの浅間神社を拠点に、108度の富士の登拝をする偉業をなしとげ、
その後『栄行真山えいぎょうしんざん』は浅間大神あさまのおおかみから「国中(安房あわ)の 浅間宮あさまぐうを札所同様に番号をつけ広く知らしめよ」というお告げ受け、安房の各所から108社の浅間神社を選んだそうです。

ちなみに、なぜ浅間(あさま)というのかというのは、諸説あるそうですが、有力なのがこちら↓

「あさま」の意は、マライ語のアサ(煙)からきているのではないか、とする説です。この「あさま」=「浅間」を、「せんげん」と音読みするようになり、現在に至っています。
国土交通省 中部地方整備局 富士砂坊事務所ホームページから引用

魚見塚の浅間神社
許可を得て撮影してます

魚見塚の浅間神社の中を覗かせてもらうと、右側が『富士山霊験図』があり、
木花開耶姫このはなさくやひめ』に信仰し拝んでいる様子が描かれています。

神社の屋根の上にあるのは『山包講やまづつみこう』のマーク。
これは、『富士講』の中にも組織が分かれていて、その中の一つに『山包講やまづつみこう』があります。

戦争後、富士講は減って各所の浅間神社も少なくなりましたが、夏の祭礼としての行事が受け継がれています。

富士山には女性や子供は登れなかったため、女性や子供も登拝できるように、東京の方では、ミニチュアの富士塚を作り、安房などの千葉県では地元の山を富士塚として、「〇〇富士」と呼び、今でも地元では広く呼ばれています。

yuki
yuki

鴨川は『鴨川富士』と呼ばれる山があるんですよ!

まとめ

浅間神社には、現在の富士登山と歴史の繋がりがあったんですね!

私は浅間神社の知識が全くなく、こちらの浅間神社にお邪魔したのですが、(汗)
ここ魚見塚の浅間神社には、宮司さんがいらっしゃいます。
失礼ながら、全くの無知な私にとっても親切に教えていただきました。
本当にありがとうございます。

歴史を知ると面白みが全然ちがいます!

昔の富士講を想像しながら、みなさんも色々な思いを胸に参拝しにきてみてはいかがでしょうか。

もしかしたら、みなさんの地元にも『富士塚』や『〇〇富士』と呼ばれている場所かあるかもしれないですね!

参考にした資料やサイト

富士登山オフィシャルサイト

館山市立博物館

いい葬儀 (木花開耶姫このはなさくやひめの情報)

富士砂防事務所

鴨川市郷土資料館

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